【2015年】マルタ共和国に2か月ちょっと滞在してみた

2015年の夏、マルタ共和国に2か月ちょっと暮らすようにステイしてみたときの話です。

マルタ島の古都イムディーナ散策とカフェ・フォンタネラからの絶景

【2か月ステイ】2015年7月10日(金)

語学学校の授業が午前中で終わりなので、午後は完全にフリーです。

ジェーンたちは学校のアクティビィに参加するらしいので、今日はひとりでバスマップや観光ガイドを買って観光するぞ~と意気込んで出かけました。

土日は学校は休みだけどアクティビィが用意されているので、土曜のゴゾ島&コミノ島ツアーは申し込んでから出かけました。

ツアー代金が39ユーロとかなりお高めだけど、まだマルタ来たばかりの初心者だから安全に確かに連れてってもらいましょう。

さて、ひとりで観光に行く手始めの場所に選んだのは古都イムディーナです。

マルタの古都イムディーナは昔の首都・サイレントシティ

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まずは学校のあるパーチャビルからバスで首都ヴァレッタに向かいます。

実は近くのサンジュリアンからも行けるらしいけど、道に迷わないように分かり易くヴァレッタ発にしました。

ヴァレッタのバスターミナルからは、マルタ島のどこにでも行けるのです。

バスは51,52、53番がイムディーナに行きます。

バスのフロントの行先には「Rabat」と書かれています。

イムディーナは例のごとく城塞都市なのですが、その壁の外側の街がラバトです。

バスの運転手さんに何度もイムディーナかどうか聞いて、30分程度?バスに揺られて到着しました。

上の写真がイムディーナの街の入り口です。

ヴァレッタと同じく城塞都市のため、入り口はここ一か所のみです。

昔、よほど侵略の危険があったのでしょうか。

イムディーナは絵に描いたような中世ヨーロッパの街並み

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馬車は観光客用ですけど、これ以外本当に人が居ません。

サイレントシティという別名も持っているほど、この町は静かなのです。

昔は首都だったらしいですが、今は人口も減って、城壁内には住民以外の車も入れないので人通りも車通りもなく本当に静かです。

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街中のちょっとしたオブジェとか、絵になりますよね。

思い描く中世ヨーロッパそのものです。

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ゴシック様式の豪奢な教会もありました。

さっそく中に入ってみます。

イムディーナの教会内部は絢爛豪華で天井画も床も美しい

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イムディーナはとても小さな街なので、歩きだけですべて見て周れます。

適当に歩いていたら、イムディーナを代表する教会にたどり着きました。

一見シンプルな外観の教会ですが、内部はとても豪奢で美しい装飾たっぷりの教会でした。

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マルタ島には300か所以上の教会があるというキリスト教国、外観はシンプルで内部は豪華というのは共通しているそうです。

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天井画も素晴らしく豪華です。

バチカン美術館を思い出しました。

色使いとか凹凸のデザインとか、かなりセンスいいですよね。

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床もよく見ると、ぎっしりとこのような模様がありました。

教会の人に聞くと、なんとひとつひとつが墓標だそうです。

踏んでしまってよいのでしょうか、、申し訳ない程美しい床でした。

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教会の見学が終わったらまた散策再会です。

途中で終わった階段、この先入り口でもあったのでしょうか。

ドラクエ感が半端ないです。(ドラクエ世代)

イムディーナで必ず行きたいカフェ・フォンタネラ

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さて、今日の目的のひとつに必ず行きたいカフェがありました。

それは、イムディーナではあまりにも有名なカフェ・フォンタネラです。

学校の先生も、イムディーナに行ったら絶対に行くようにと、チョコレートケーキが美味しいんだと大絶賛していました。

ガイドブックの地図を頼りに到着すると、ハチミツ色の壁の奥に真っ赤なドアが!

もう入り口からお洒落です。

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カフェ内は、屋上にカフェがあるような造りになっていました。

もうカップルばっかりですよ。

ひとりだと言うと、ウェイターさんが「ホワイ?」だって。

マルタでは一人飯とか一人カフェが珍しいのでしょうか。

なんと写真がないのですが、紅茶とチョコミントケーキを注文しました。

チョコレートだけだと甘すぎるかなと思ったセレクトです。

これが大成功で、超濃厚チョコレートとブルーミントがクレープのように層になった美味しいケーキでした。

独りぼっちで静かにケーキを食べていると、さきほどのウェイターさんが「美味しいかい?」とか「エンジョイ!」!とか通るたびに声を掛けてくれます。

寂しそうに見えたか??

気遣ってくれて嬉しいです。サービススキルがめちゃ高いマルタ共和国

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フォンタネラのカフェ席から見える景色がこれです。

すごくないですか?

イムディーナが平原の丘の上にいきなり現れる城塞都市で、その端っこに位置するフォンタネラなので見晴らしが良いこと。

なーんにもないんです。

のんびりゆっくり出来ます。

イムディーナを満喫したあとは、またバスでヴァレッタまで帰りました。

ついでに大好きなアッパーバラッカガーデンに立ち寄ります。

ここの何が好きって、ネコがたくさん居る事です。

ヴァレッタの夕陽を浴びながらネコを眺めながら、オープンエアーのカフェでオニオンパイを夕食にしました。

このオニオンパイ、牛の角煮とかきのことかぎっしり入っていて食べ応えばっちり。

こうしてマルタ初の金曜日が終わりました。

ちなみに下記のバス代の計算は、バスチケット1回2時間有効なのでパーチャビル→ヴァレッタ→イムディーナまでは2ユーロで行けます。

※今日の出費※

  • バス:2ユーロ×2回
  • フォンタネラのカフェ代:4.35ユーロ
  • 夕飯のオニオンパイ:2.50ユーロ

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  合計:10.85ユーロ うち食費:2.50ユーロ

 (カフェ代は娯楽費なので食費除外)

 

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